Webサイトの「アカウント」の仕組み
「といてら」と「トイラボ」それぞれのログイン方法
今回、「といてらオンライン」だけでなく、「toiee Lab オンライン・スクール」も開設いたしました。これに伴い、ユーザー登録、ログイン、スクールの役割について、お知らせします。
更新 : 2016年12月28日
アカウントとは?
銀行口座と同じです
銀行と、Webサイトの対比
アカウントとは「口座」という意味があります。特定のWebサイトの利用者登録を行い、個人を識別する名前(ID、メールアドレス)と、パスワードを設定することを「アカウントを作る」と言います。
例えるなら、銀行口座を作ることと似ています。銀行に行き、アカウント(まさに口座)を作ります。この時、一人一人に「口座番号」が発行されます。この口座番号がID (Identification : 個人を識別するの意味)です。
アカウント = ID + パスワード
銀行口座に振り込んだり、引き出したり、預金残高を見るためには「ID番号を入力(実際はカードを挿入)」して、「パスワード」を入力します。
Webサイトでも、ご自身の登録情報、購入したコースなどにアクセスするには、「ID(メールアドレスが多い)」と「パスワード」を入力する必要があります。
このように「銀行口座」と対比して見ると、わかりやすいと思います。
アカウントは「Webサイトごと」に別物です
ところで、三井住友銀行のカードを使って、東京三菱UFJの口座にはアクセスできません(当たり前ですが)。それぞれの銀行で、口座番号(銀行カード)を作り、パスワドを発行します。
Webサイトも同じです。Webサイトの場合、アカウントとして、同じメールアドレスと、同じパスワードを設定することが多いので、混乱しやすいですが、「それぞれのアカウントは、独立」しています。
ですので、Aサイトでパスワードを変更しても、Bサイトのものは、そのままです。
統一アカウントとは?
統合アカウントと、独自アカウントの違い
楽天アカウントを例に説明します
楽天には、たくさんの「ショップ」が入っています。ショップごとに、先のアカウント(ID、パスワード)を作らなくても、楽天アカウント一つあれば、全てのショップで買い物ができます。
このような仕組みを「統一アカウント、統合アカウント」と呼びます。大きな企業では、一つのアカウントで、様々なWebサイト(Webサービス)が受けられます。
例えば、Yahoo!アカウント一つで、Softbank、電子書籍、オーディオブックサイトなどを利用できます。
独自ショップの場合
楽天モールに加入せず、独自でオンラインショップを開設している場合、それぞれのショップごとに「ユーザー登録(アカウント作成)」が必要になります。
利用する商店ごとに、ユーザーアカウント作成が必要になります。このような仕組みは、面倒だ・・・ということで、最近では、Open ID (オープンID)、OAuth(オーオウス)という仕組みがよく使われます。
代理認証(Open ID, OAuth )
最近、Webサイトに登録しようとすると、Googleアカウントや、Facebookアカウントや、Twitterアカウントで登録できるサイトが増えてきました。
これらはOpen ID、OAuthと呼ばれる方法を使って「アカウント作成」を楽にしています。
以下のような仕組みになります。
Facebookや、Google、Twitter経由でアカウント作成、ログインができる仕組み
Facebook、Google、Twitterは、サーバーテロと戦うぐらい「セキュリティーに力を入れて」います。小規模な独自Webサイトで登録したID、パスワードよりも、はるかに安全にID(メールアドレス、個人情報)、パスワードを守ってくれます。
また、ユーザーも「ID、パスワード」を複数作らなくて良いので、このような仕組みが増えています。
以上を知れば、もっと安心して「Webサイト」が利用できるようになるはずです。是非、参考にしてくださいね。