ラーニング・ファシリテーションの知識を提供します
Publicationをリニューアルしました
こんにちは。
toiee Lab コウタです。
すでにお気づきの方もいるかもしれませんが、今日、このパブリケーション(ブログ)のロゴやメッセージを変更しました。
パブリケーションの名前は、「Learning Facilitation 教えるから、『学びを引き出す』へ」です。
ラーニング・ファシリテーションを広く多くの方々に知っていただくことを目的に、パブリケーションを活用します。
一年間の休止の間に取り組んだこと
今から1年以上前、亀田の決定で、「ラーニング・ファシリテーション集中講座(3日間)」の開催を休止しました。
そして、「現場で学ぶ」という方針を打ち出し、僕も含め、WordPress講座、意思決定講座、写真講座、IT5ステップ講座などのファシリテーションを行い、生の受講者の体験、声を集めました。
また、自社で開発したワークショップを開催するだけでなく、
- 「他社のワークショップのデザイン方法」を学ぶために、外部のワークショップにも参加する
- 学術の世界の「学習デザイン」についても、専門書を読み漁る
などして、学習について理解を深めました。
一方、亀田は「理論のシンプル化」と「精緻化(特に学習デザインの方法)」を行っていました。
最近、より洗練された FILM2学習理論で亀田が設計した講座をいくつか受講しましたが、改めて、
- FILM2理論の「シンプルさ」
- そのシンプルな構造から生まれる「ダイナミックな学び」
を実感し、一人でも多くの「人を教える人」たちに、FILM2学習理論を学び、ラーニング・ファシリテーションを実践してほしいと心から願っています。
ラーニング・ファシリテーションの可能性
ラーニング・ファシリテーションには、大きな可能性があります。
もし、僕たちが先人の知恵を借りて構築した「学習の捉え方(システムダイナミクスをベースとしたもの)」を、企業、先生、親が知って活用できれば、
- 一人一人が「違うことが強みになること」や「違いから学ぶこと」や「違うことを楽しむこと」ができるようになる
- もちろん、今までよりも短い時間で、多くを学ぶことができるようになる
- しっかりとした「ハウツー」が確立されていない分野でも、効果的に学習可能になる
その結果、子供達は、もっと「学ぶことを楽しめる」ようになるはずだし、働く人は、生産性を高めつつ、次のキャリアに向かって準備ができるようになります。
ラーニング・ファシリテーションには、そんな可能性があるし、その可能性を僕たちは確信しています。
日々進化を続ける研究
現在も、僕たちはラーニング・ファシリテーションを実践してもらうために、研究を進めています。
最近は、ラーニング・ファシリテーションにおいて重要な、 「学習に注意を払う」 を 「3つの問い」 として、整理しました。その結果、ラーニング・ファシリテーションをより実践しやすくしました。
この3つの問いを「週一回、日記で振り返り続ける」だけでも、私たちは「もっと進歩できる」と自信を持つことができます (3つの問いについては後日お伝えします)。
これから取り組んでいくこと
このパブリケーション(ブログ)では、ラーニング・ファシリテーションについて集中してお伝えしていきます。
また、一年間の空白を経て、ラーニング・ファシリテーション・ワークショップを再開していくと同時に、学習理論そのものを学べるワークショップ、オーディオ教材を提供していきます。
さらに、多くの人から何度も問い合わせがあった「学習プロセス・デザイン」のワークショップも提供します。
僕たちと一緒に、学習について学び、ラーニング・ファシリテーションを実践していきましょう。
お楽しみに。