ポケてら
ポケてら :Love Learning English ver2.0
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1 イントロダクション
(1)ウェルカム感をしっかり出す
- 良い学習の場のために、参加者をしっかりと出迎える。待ってました!という感覚、受け入れられている感覚を作ることが大切。英語の曲などを流すと面白い。
(2)講座の開始を宣言する
- 「今から3時間ちょっと」で、「英語を学ぶ」のではなく、「英語の学び方を学ぶ」こ とと、「英語を好きなることを学び」ます。
- 英語は好きですか?英語を学ぶこと自体を好きですか?
- (人を当てて)「英語以外で、大好きなことってありますか?」「どんなふうに取り組んでいますか?」
- (相手の言葉を使って、大好きなら「やめろと言われても」学び続けるし、すごいレベルまでいけたりすることがある)
- 英語が好きになって、メソッドまで組み合わされれば、すごいレベルに行きます。今日は、その第一歩、強力な第一歩をスタートさせます。
ポイント
短く、シンプルに期待を高めるように開始を宣言しましょう。ワークショップはスタート が肝心です。長々とファシリテーターが挨拶をしてしまうと参加者が「教えてもらうモー ド」になってしまい、自分で探求して答えを作り出すのではなく、あなたから答えを教えてもらおうと考えてしまいます。期待を高め、ちょっとワクワクするような講座の全体像 を伝える程度にして、すぐに次のワークへ進みましょう。
ポイントは「英語を学ぶ」のではく「英語の学び方を学ぶ」、「英語を好きになる」と伏線を張ること。
2 Good & New
(1)Good & New (in Japanese)
- 良い学習状態を作るために、Good&Newをしましょう
- 良くて新しかったことを発表するだけだよと説明
- 2min 間チームごとに発表をする、ワイワイ楽しい雰囲気を作る
- 緊張はほぐれたか?を聞いてみる
(2) Good & New in English 1回目
- (素早く、リズムよく説明に入る)
- 「では、Good&NewinEnglishを行いましょう。英語でG&Nをします。もちろん、さっき日本語で話した内容はダメです。よくて新しかったことを話しましょう。時間は 2minです。では、どうぞー」
(3) Good & New in English 1回目 振り返り
- 「ぐるぐる回ったか?」「どんな感じだったか?」「どんな気持ちだったか?」を2、 3人に聞いて、自分の感情の内面に目を向かせる
- 学習の8原則を見てもらう。学習の原則(1)を見て、チームで話し合いをする(5min)
- もう一度、Good& New in English をするので、その時にどうするか?を考えてもらう
(4) Good & New in English 2回目
- どのように取り組むか?のアイデアを話してもらう(2, 3人)
- G&N in English を行う (4min)
(5) Good & New in English 2回目 振り返り
- 「やって見た結果を振り返ろう」自分の「快適さ」はどうだったか? – 「周りから評価を受けてみよう」英語がうまくなったか?
(6) コミュニケーションの原則を学ぶ (5min)
- コミュニケーションの原則を読んでもらう
- LFTがデモンストレーションをして、理解させる(片言の日本語デモ)
- 自分の英語にフォーカスするのではなく、伝えることにフォーカスする
- 身振り手振り、絵を描く、日本語使ってもいい、なんとか伝えようと頑張る – 自分がどう話しているか?なんて、考えない
(7) Good & New in English (3回目) (5min)
- やってみよう(一人1min) – 英語はうまくなったか?
(8) 学習の原則2について学ぶ
- 学習の原則2について学ぶ
- 簡単に意見交換をして、学んだことを発表してもらう
(9) 学んだことは?
- 「ここまでで、学んだことは何か?」「学習の原則1, 2 を踏まえると、どんな学び方のアイデアがあるか?」について意見交換し、発表
- 「それをやって見たい!と思いますか?」
- 「そのアイデアは、有効でしょうか?」「どうやったらわかるか?」「やってみるしかない、実験してみる、工夫すること」が必要ですよね
- なぜなら・・・は、このあとやって行きます
ポイント
ワークの進行が若干複雑なので、しっかりとイメトレをして臨むこと。
3 学ぶことが好きになる
(1)学習の原則3を学ぶ (10min)
-
「日本語並みに、英語がペラペラになったら?」
-
「ちなみに、日本語訛り。逆にして考 えると、英語訛りの日本語。あまりにもペラペラすぎると笑えちゃうし、間違うと日本 語下手と思われる」
-
「知的な感じがする英語、ペラペラ」
-
「それぐらい、英語がペラペラになったら、具体的に何をしたいか?」
-
「英語はあくま でも手段だ。どうしたいか?何をしたいか?ワクワクすること、やりたいことを考えてください」
-
「例えば、僕だったら・・・」と例を出す
-
「さらに、では、そのような状態になるには、どんな勉強が必要だろうか?どうすれば、 なると思うか?を考えてみよう」「さらには、なぜ、そのプロセスでいいか?を書き込 んでみよう」
-
(2minで考えてもらう。学習の原則3のシートを使う)
-
チーム内で発表する
-
全体でシェアする
-
学習の原則3を解説する
(2)苦手意識や、過去の挫折、失敗を怖がる心理を明らかにする (10min)
- 「そのアイデアを実際に行動して見たら、どうなると思いますか?」「話し合って見ま しょう」「どうなるか?なぜ、そう思うか?を話して見ましょう。」
- 適宜、2、3人から全体にシェアをする
- (補足するなら、「それって、ものすごく遠いゴールで2weekとかでは達成しなくないですか?)
- 「例えば、飲んだら一発でペラペラになる薬・カプセルがあったら?でも、副作用がある。2週間下痢で苦しむ。どうします?飲みますか?」
- 「飲みますよね」
- 「要するに結果だけ欲しい。間はすっとばしたい!と思っている」
- 「じゃぁ、大好きなことだったら、同じようになるでしょうか?どなたか・・・(誰か を当てる)」
- 「好きなことは?」
- 「もし、一発で上達する薬があったら?飲みます か?」「飲んだら終わり、楽しくない、タスクになる」
- 「つまり???大切なことはなんでしょうか?」
- 原則4です
ポイント
このワークは基本的に話し合いです。20minで説明を交えながら、どんどん進みましょう。
4 発音チャレンジで学び方を学ぶ
(1)説明
- TEDのスピーチ&スクリプトを用意した。ワンフレーズをめっちゃうまくなることにチャレンジして見ましょう。好きなものでOKです。全部やらなくてもいいし、途中の1フレーズでもOK。チームで、どれにするか?(1 or 2) どこらへんをするか?を決めてくださ い。
(2)探求1回目 (6min)
- 「そっくり!を目指してください。うわー、うま(そこだけ)と言われるぐらいを目指しましょう。他はできなくてもOKです」
-
(3) 探求1回目振り返り(4min)
- 「探求の仕方自体を振り返って見ましょう。どんな探求の仕方をしていたか?もっと良 い探求の仕方はないか?を話し合いましょう」(3min)
- 全体にシェア(1min)
(4) 探求2回目(8min)
- 学習の原則5, 6 を見るように指示する。アイデアを出させる。
- 探求する、工夫を色々しましょう!と伝える
(5)探求2回目 振り返り (3min)
- 探求について、よかった点、改善点、次やるなら、予期せぬこと
- これはいいぞ!と思ったことを全体にシェア
(6) 探求3回目 (6min)
(7) 探求3回目振り返り
- 自己評価で、どれぐらいうまくなったか? – どんなメソッドを考えついたか?
- その効果は?
(8) まとめ
- 特定のメソッドを使う場合でも、学び方を工夫しながら、学ばないと身につかない
- 学び方を工夫して、実験して、お、こうした方が成長するなどを探求していると、楽し くなるよね?
ポイント
3回探求と振り返りがあります。時間のコントロールが難しいので、しっかりシュミレー ションをしておきましょう。
5 文法をやってみよう
(1)認知言語学的アプローチ (5min)
- 翻訳しない、そのまま「どういう意味?」を取り込むトレーニングをする • MAP理論として説明をする
- 図にしながら、説明する。図にして考えることをやって見る
- 探求して、面白い!と感じてみよう
(2) TEDトークのスクリプトでやってみよう! (7min)
- 単語は都度で検索してみよう。イメージにとにかくしてみよう、イメージから「要するに」を考えてみよう
- ワイワイ探求してみよう、他の英語文章でもOKです
(3) シェア (8min)
- どんな感じになったか?発表する
- 文章と構造と意味理解
(4) 対訳のない本を読む (15min)
- 対訳のない英文読解をやって見る(10min)
- 着地点が見つからないで、苦しい・・・
- なんだか、途方も無い・・・
- 振り返る(5min)
- どんな感じか?今の状態を分析する
- 何が原因だろうか?を分析する
- 発表してもらう
- 原因の解説(英語力に問題があるのか、内容が難しいのか判定できない)
(5) 学習の原則7, 8
– 解説する
ポイント
学習の原則は、十分に理解しているだろうから、説明するだけでいいだろう。
6 提案・歌詞を探求
(1)説明
- 歌詞を使うとやりやすい。やってみよう!自分たちで音楽の歌詞を出せそうなら、それで もOK。iTunesとかで買ったものなら、出てくるはず。
- 洋楽の大好きな歌の歌詞などを探求してみよう。やることは「認知言語学的」アプローチでやって見て、どんな歌詞なんだ、 何を伝えたいんだ?と探求すること。これを後で説明してもらうよ。
(2)探求
- わからない単語などは、その場でどんどん調べさせよう。
- 正解と自信がなくても、多分、こういう意味じゃ無いか?と考えればOK。
- 独自解釈がある程度、できるはずだから
(3) 発表
(4) 学んだこと
- 内容がわからないときは、日本語でもあるよね。
- 要するに何が伝えたいか?を推測する しかない。それを英語を使ってやっているだけ。
- 混乱しているように見えて、普通だよ。
7 学び方を探求しよう
(1)説明
- 継続がすごく必要、メソッドの改良も必要、緊急性、ワクワクする具体的な目標も必要、 そして「好きになる」が必要
- どうしたらいいか?FILMシートを使う。
- 期待する結果に強制的に「英語を学ぶこと自 体が、大好きになる」とかきいれる。それから、他の目標なども書き入れる
- どんなのを書いたらいいか?をお互い相談、アイデアを出しながら考えよう
- 1 monthチャレンジをするよ。毎週FILMシートで振り返り、1ヶ月英語の勉強を続けてみよう。なので、1monthを書いて、1weekだけを書こう
(2) 発表
-
発表する
-
(3) まとめ
-
今日学んだことは?
-
英語を学ぶことを好きになった?
ポイント
ワークショップの最後なので、すんなりと書いてくれるとは思いますが、FILMシートを 知らない参加者がいる場合は、説明を求められるかもしれません。
その場合は、簡単に FILMシートがどういうものかを伝えても良いです。実際に書いてみるとどういうことな のかわかってくるので、行動を促して、書いてもらうようにしましょう。様子を見て回り ながら、例を出したりすることで、アイデアを出す手助けをしましょう。