プログラミング言語の学び方
toiee Lab 亀田です。
最近、日経新聞で面白い記事を見つけました。テーマは「副業」です。
しかも、その記事は、2018年です。今から2年前に「最大手の新聞で特集されている」ということは、何を意味すると思いますか?
まず、日経新聞は「老舗」でかつ、大企業の経営者、マネジャー、ビジネスマンの読者が多いです。つまりは、王道のコンテンツを取り扱う傾向があります。それに対して、他の情報誌(TやDやPなど)は、「稼げる!」とか「これが成功者の秘訣」などのキャッチーな話題を扱います。
つまり日経新聞が扱う記事は、他の情報誌に比べて新規性が乏しいこともありますが、「王道」で専門記者が幅広く調査した結果の「熟慮されたトレンド」が載ります。つまり、信頼に値するということです。
この日経新聞が2018年の時点で「副業というトレンドは本物で、大企業の幹部たちにインタビューした結果でも、推進していく」と言っていたと書いています。
※ 何年か前の記事をチェックすると、大きな時代の流れを読みやすくなるので面白いです
さて、その記事から2年半経って、どうなったか?
いわゆる誰もが知る大企業が、副業を容認し始めています。もちろん、「月の副業時間の制限(本業に支障が出ないように)」や、「同業他社での副業は禁止(知識の流出などを防ぐため)」などの制限はあるものの企業側はメリットを感じています。
なぜなら、副業で外の世界をみて、その知見を社内に持ち込むことで、新しいアイデアやサービスを生み出しやすくなると感じているからです。もちろん、年功序列で給与をあげられなくても、他での活躍の場があれば、不満も少なくなります。
つまり、それぞれの「強みが役立てられる、様々な場所で働く」ことが、これからのスタンダードになっていく可能性があります。
勝てるところで、プログラミングをする
ところで、プログラマーの世界でトップクラスを目指そうとすると、苛烈な争いがあって、小さい頃からずっとプログラムをしているような人には敵わないかもしれません。
例えば、テニスなら、世界中のプレイヤーと戦って頂点を決めます。ゴルフも、トップクラスの実力があって、その世界で「僅かな差」が勝ち組と負け組を決めます。
このような価値観、考え方で世界を眺めれば、「プログラミングを今更学んでもしょうがない」と思うかもしれません。
しかし、ビジネス(仕事)や人生は、スポーツではありません。一直線に成績を並べて、優劣を決めるほど、単純なものではありません。もっと複雑で、ワクワクし、ダイナミックな世界です。
つまり「トップクラスのプログラミング」を身に付けなくても、「役立って、喜んでもらえるところで、しっかり貢献」すれば、
- やりがい
- 楽しい仕事
- 自由な働き方
- 十分な報酬
を、もらうことは可能です。
なお、トップクラスになれば、年収3,000万円ぐらいをもらえるかもしれませんが、ものすごくストレスのかかる仕事ではあるでしょう。誰もが、そこを目指す必要なんてありません。人生の目的は「トップを取ること」ではないでしょう(そう設定している人を否定はしません、楽しいのであれば)。
自分だけの「独自」の人生を設計すれば良いと、私は考えています。
例えば、「事務職で、プログラミングを学んで、仕事に生かす」ということで、年収3,000万円を目指すことは理論上可能です。そもそも、事務職でプログラミングを活用している人は少ないです。
プログラマーで、事務職に応用する話をする人はいませんが、大抵は事務職に敬意も払っていなければ、その複雑さ、大変さ、具体的な事例を理解していません。しかし、現役の事務職ならば、無意味に感じるExcelへのデータ変換や、調整などの仕事を詳しく知っています。
そこで、「超具体的に、VBA(プログラミング言語)」でこうやったらいいなどのノウハウを作り込んでいけば、目の前の事務仕事が大幅に効率化できます。その具体的なノウハウを本にまとめたり、具体的な事務仕事を解決するためのプログラムの書き方にフォーカスした「オンラインコース」「ウェビナー」などを開催する副業をすれば、本業以上に利益を出せるかもしれません。
なんだか、話が脱線してしまいましたが・・・
要するに「プログラミング」をトップクラスに学ぶのではなく「具体的な課題を解決するために」学べば、ものにできるし、役立てられるし、収入にも直結します。
一方で、「プログラミング」というスキルに執着してしまうと、学習に頓挫するし、結局は何も学べません。
だからこそ、私は「WordPress開発者」を目指す形でのプログラミングの短期集中のスクールを立ち上げました(スクラムと呼んでいます)。
WordPress開発者になるキャリアについて
詳しくは、オンライン説明会をコースにまとめました。是非、ご覧ください。
既に説明会に登録済みの方は、こちらからどうぞ。
現在、「プログラミングの学び方」のウェビナーも開催し、録画を公開しています。こちらをみていただければ、プログラミングの「楽しい」「正しい」学び方を知っていただけます。
ご覧ください。
以上です。