「WordPress開発者になろう」スクラムはじめます
toiee Lab 亀田です。
やっと、カメラジがリリースできました。
カメラジは、こちら(無料登録で、2週間フルアクセスできます)
このサイトのシステムも、私が一人で構築しました。ちなみに、0から全てプログラムを作ったのではなく、
- WordPressを土台にして
- 使いやすいテーマを利用し
- 開発者向けに使いやすいプラグインやライブラリを使って
作りました。
例えば、ページトップの「スライダー」ですが、普通のスライダーとは一味も二味も違います。私が探したところ、このスライダーのような機能を実現しているものがなく、自分で作るしかありませんでした。
(細かい話ですが)このスライダーには、「最新のウェビナーイベント5つ、おすすめのカテゴリ、ブログ投稿、固定ページ、Podcastの1話」をごちゃ混ぜに指定して作っています。このような「ごちゃ混ぜ」を実現しているスライダーはないため、自分で作りました。
もちろん、ブロックエディタという形で、マウスでクリックして、スライダーを設定できるようにしています。
とはいえ、書いたコードは、150行ぐらい(少ないです)。通常は、3,000行は書かないと同じことができないかもしれません。このような状態なのは(プログラム = コードを書く量が少なくて済んでいるのは)
- WordPressは「道具が揃っていて、開発者天国」だから
です。
早い人で、私が作ったスライダーを作れるようになるのには、多分、2週間ぐらいでしょう。本当に、それだけあれば、十分だと思います。ちょっとしたPHPの基礎、HTML、CSSがわかっていれば、2週間あれば余裕です。
では、一方で、PHPの基礎、HTML、CSSの基礎は、どれぐらい時間がかかるかというと・・・、それぞれ2週間もあれば(もっと少なくてもいい)学べます。
嘘ではありません
以上のような猛スピードを実現するには、2つの原則が必要です。
- 全体像、抑えるべき原則を先に理解する
- 具体的なものを作りながら、基礎と応用を同時に固める
プログラミング言語の学習サイトや、コースは山ほどあります。無料で、デザイナーが作り込んで、すごくわかりやすそうに見せているものもあります。ところが、このようなサイトで勉強しても、ちっともプログラムが書けるようになりません。
理由は簡単です。
プログラミングとは「実践知」だからです。とにかく、具体的な経験がものを言います。イメージとしては、英語とピッタリあいます。
英文法、単語帳でひたすら英語を勉強しても、どう考えても効率が悪いです。一向に話せるようにはならないし、聞き取りも難しいでしょう。
一方で、手っ取り早く覚えるには、
- 必要となる単語や、簡単な文法だけを抑える
- あとはコミュニケーションの中で(使うことを通じて)英語力を上げる
上記の2原則と同じです。
とにかく、実践、実践、実践です。
具体的なものを作って、学ぶ
PHPの「無名関数」と呼ばれる謎の書き方や、コールバックと呼ばる概念などは、どれだけ文法書やオンラインのコースで話を聞いてもわかりません。
ところが、「使ってしまえば、一発で理解」できます。
これはプログラミングだけではありません。高校の時に苦労した人も多い、微分、積分、行列、確率計算などは、工学部に進んで研究室に入って、何かを作ろうとして、あるいは制御しようとして「プログラムを書いたら、意味が一発で理解できた」となります。
このように「実際にどう使うか?」から逆算して学ぶことが、プログラミング、HTML、CSSを学ぶ最短距離です。
WordPressなら、一通りが学べる
何度もくり返しになりますが、WordPressなら、「逆算して学ぶ」ことができます。実際に使うものを作って学べます。学んだことで、仕事を受注して、仕事を通じて学ぶことができます。
学ぶことに、こんなにぴったりな題材は、他にないんじゃないか?と思うほどです。
もちろん、あなたが情報学を学ぶ学生や、工学部でシステムを作る学生なら、Pythonで人工知能、C言語で制御系を学ぶこともできるでしょう。
しかし、普通の人がプログラミングを学ぶとしたら、そしてその後のキャリアの選択肢を増やしていくなら、WordPressがおすすめです。
私が知る「全部」をお伝えします
「WordPress開発者になろう!スクラム」では、私が知っていること、全てを伝えてしまおうと思います。
具体的には、
- PHP言語
- HTML、CSS、CSSフレームワーク、Sass
- Javascript
- WordPress開発(プラグイン、テーマ、子テーマ)
- ライブラリの使い方(開発を楽にするもの)
- 開発環境の構築(デバッグなども)
- ソースコード管理
- アップデートの仕組みの構築
- インターネットの仕組み
- サーバー関連の知識
- ターミナル操作
私のWordPressの開発の知識は「お金をもらえるレベル」です。私が構築したシステムは、外注すれば(合計すると)数百万円になるでしょう。
とにかく「実践」に重きをおいて、私の仕事を奪ってくれる人を作るつもりで、お伝えしたいと思います。
今回は、やる気満々のスタッフと学べます
私が先生役をして進めていくわけですが、生徒は一般の方だけでなく、toiee Labのスタッフも参加します。
彼らは、実際に外で仕事していて「WordPressの開発の知識があれば、もっといいようにできるのに!」と感じています。今回のスクラムも、楽しみで仕方がないようです。
そんな彼らも参加するので、良い刺激になるに違いありません。
こんな機会は滅多にないので、是非、参加して欲しいと思います。
開始のスケジュール
以下のようなスケジュールになります。
- 説明会(どんなことを、どこまで、いつまで、どうやって学ぶのか?)
- 仮募集(希望者を募ります)
- 本募集開始(仮募集参加者のみ募集ページを送ります)
- 授業の開始(1月から)
- 終了(6月末日)
とにかく、半年間かけて「経験ゼロ」の人も、いくつも、いくつも、いくつも「動くもの」を作って、レベルアップしてもらいます。
お願い
今回は、いつもと違う募集の仕方を行います。
まず、「事前募集」で希望者を募ります。希望者が「一定以上(30人)」集まれば、その時点で、本募集を行います。もし、希望者が一定以下なら、残念ながら「社内だけの勉強会」として、この企画はお蔵入りします。
学べそうか、チェックしてください
「WordPress開発者になろう!」スクラムの「オンライン説明会」を開き、収録を行いました。以下のページでご覧いただけます。
今回の取り組みの宣伝だけではなく「プログラマーのキャリア」「プログラマーになるステップ」「技能と報酬の関係」「WordPress開発でのキャリアと報酬」など、詳しく説明しています。
誇張したり、煽ったり、焦(じ)らしたりせず、「大切な友達へのアドバイス」として、私が知りうることを、しっかりと説明しました。
ご覧いただいて、「取り組んでみたい!」と思われましたら、ワークの様子も収録しています。ぜひ、ご覧ください。
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