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toiee Lab magazine

WordPress開発者になろうスクラム

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小学校4年生でも、学べるように作っています

2020.12.28 月

toiee Lab 亀田です。

「WordPress開発者になろう」のカリキュラムですが、「小学校4年生でも、学べる」ように作っています。

大学生でもなく、高校生でもなく、中学生でもなく・・・
小学・高学年でもなく「4年生」です。

ちなみに、年齢は10歳です。

10歳がWordPress開発ができるようになるかは、未知ですが、ワクワクしています。

興味関心にまっしぐらの10歳

私の息子だからか、遺伝のなせる技なのか、学校の勉強には退屈してます。

ちなみに、優秀で成績が良くて「退屈しているわけではない」です。学校の授業に「興味が湧かない」ようです。担任の先生の話では「ムラがある」とのこと。興味があることは、驚くほど食らいつくが、興味がないことは最低限。

例えば、最近の興味は、アメリカ大統領選挙でした。両陣営の大統領(候補)、副大統領(候補)について詳しく知っていました。また大統領を決める選挙制度、それぞれの主張についてNHKのニュースや、特集を食い入るように視聴して詳しくなっていました。

政治に興味のない私よりも、詳しい部分もありました。

一方で字を丁寧に書く、算数の計算問題をコツコツやるなどは「最低限」しかしません。Ankiというアプリを教えたので(難しいアプリです)、それで覚えて、小テストをクリアすることに楽しみを覚えています。でも、Ankiで「間隔学習」すれば覚えられることがわかったら、興味を失っている様子です。

つまり、我が子は

  • 興味があることは、ぐいぐいいくが
  • 興味がないことは、最低限レベル

という状態です。

プログラミングをやってみたい!と言い出した

息子は普通の地元の公立小学校に通っています。特別なカリキュラムがあるような学校ではありません。普通の学校でも、今年から「プログラミング」が始まりました。

学校では「ビジュアルプログラミング言語」と言って、マウスでプログラムの断片を表すブロックを組み合わせて作る仕組み(スクラッチと言います)を使っています。しかし、それが面白くないそうです。

遊びで、Swift Playground というのを使っていて、それは「コードを実際に書き」ます。それと比べると、自由度が少なくって、みてて楽しくないそうです。

それに息子曰く、「ブロックじゃなくて、文字が並んでいるコードを眺めるのが好き」らしいです。

そこで、息子に

  • HTML
  • Javascript言語
  • PHP言語

を使って動くものを作っている様子を見せると、「俺もやってみたい!」と言いました。

鉄は熱いうちに打て!ということで、今回の「WordPress開発者になろう」のコースに参加させることにしました。

息子に教えようとして、「私の方が」開眼しました

その日は、小学校の終業日で、息子は11:00には帰ってきました。一緒に昼ごはんを食べに出て、本屋に行き、息子に雰囲気で「HTML」と「Javascript」の書籍を選ばせ、買って帰りました。

書籍をペラペラ眺めながら、自分で学んで行ける良いスタートを切ってもらおうと、教え方を考えました。

私は子供たちに何かを教えるときは「視点」「探求する楽しさ」と「学び方」をセットで伝えます。イメージとしては、「仮説をたてて、検証して、驚いて、納得して・・・」を繰り返すようなプロセスで入ります。

さらに繰り返す中で、「+1」の工夫をするような方向づけをします。

ITは、教えていないのに、大人より使えます

2年ほど前、私のお下がりで iPad Proをプレゼントしました。その時、ITを学ぶ5つのステップとして体系立てている方法に則って、使い方を教えました。

つまりは「メタ探求型学習」と呼ばれる方法を教えました。子供に難しい用語は教える必要はありません。一緒に探求するだけのことです。探求とは「仮説、検証、納得、+1」を繰り返すことです。

そうやって、iPadのKeynoteというアプリを触ったら、あとは「いつでも聞いてくれていいよ」と委ねました。

それから2年。

zoomも勝手に使い方を覚え、toiee Labのメンバーとバーチャル背景などを駆使して会話しています。ITは大得意という感じです。

しかし、プログラミングは「なんとなく触ってたらわかるようになるものではない」ので、内心ドキドキしていました。

小さな驚き、発見を祝福する姿勢

教え初めて、すぐに私が「多くを学び」ました。
目から鱗が、ボロボロと音を立てて落ちました。そして思わず

「ああ、そうか、そうか。学習って、そうやるよね!」
「なるほどなー」
「はあ、、、、そうかー」

とブツブツ独り言を呟いていると、

「パパ、どうしたん?」
「なんかあった?」

と笑われました(大阪人なのもので)。

息子に教えながら、息子が学ぶことをファシリテートしている間に、「どうやって学べばいいのか?」「どういう姿勢で学ぶと良いのか?」が、はっきりとわかりました。

「小さなことに驚き、感動し、新しい発見を祝福する」

これが答えです。

プロジェクトラーニングではなく、「プレイ」ラーニング

プロジェクトラーニング(Project Based Learning : PBLと呼ばれる)はご存知でしょうか?

特定の「大きめの課題」を設定し、その課題を解決するために、いろんなことを学ぶような学習方法です。この対局にあるのが現代の教育です。大きな課題、目的の設定はなく、バラバラに分けられたものをステップ by ステップで学びます。

このPBLですが、学習効果が高いと評判です。

一方で「基礎能力」や「自分で調べて学ぶ能力」がなければ、ほぼ、うまくいきません。コンピューターグラフィックスを作って驚かせたい!と取り組んでも、ベクトル計算の基礎、それからプログラミングを学ばないと、何一つ作れません。

ベクトル(行列)計算とプログラミングを学ぶには、数学の基礎、コンピュータの基礎、開発環境、エディタを学ぶ必要があります。プログラミングは、初級から中級まであって、コンピュータグラフィックスをするには、中級ぐらいまでは必要です。

ということで、プロジェクトが一向に終わらない・・・となりかねません。

そんな矛盾は「息子に教えいて、あっという間」に解決しました。彼はプロジェクトラーニングなどせず、「プレイ = 遊び」ラーニングをしています。

役に立つものじゃなくて、楽しいことをする

先に書いたように、息子にはおもちゃとして、私のお下がりの iPad Proを渡していました。中にはゲームは入っておらず、仕事の道具しかありません。Keynote、Pages、写真編集アプリ、スケッチアプリなどです。

それらを使って(特にKeynoteとPagesがお気に入り)、

  • JRの係員の名札を全職業分作って印刷して、ラミネートし、妹たちに配る
  • 仏像のイラストと、言葉を書いて「標語」を作って印刷し張り出す
  • 子供新聞を勝手に発行して(印刷)家の壁に張り出す
  • 写真を加工して、電車のリアル塗り絵を量産する

などなど、とにかく「遊び道具」として使っています。

そんな彼に、10歳の誕生日プレゼントとして、私のお下がりのMacBook Proをプレゼントしました。子供にあげなければ・・・と言い訳をしながら、私は MacBook Pro M1 という次世代のPCを買いました(笑)。

忙しくて、Macを教える暇がなかったのですが、気づけば勝手に使えるようになっています。どうやったか?というと、

  • iPadと同じことを、Macでもやってみる
  • iPadでできることでも、わざわざMacでやってみる

大人なら「無駄」と思えることをして、Macを学んでいました。ちなみに、ITを使い始めた時に「探求して学ぶ」方法で入ったため、MacのKeynoteを使いながら、使い方を探求するクセがあります。その結果、

「パパ、MacのKeynoteの方がたくさん機能があるね」
「iPadでできないことができるで。例えば・・・」

もう、私よりも詳しいです。

さて、ここで大事なことがあります。息子は、「遊んで使う」を徹底してやっています。最初は「iPadでできていたことを、Macでやってみる」です。大人なら、Macを触り出した途端に、「iPad超え」をすぐにしたいと思うでしょう。

でも、実際はMacに慣れる必要があります。その時に、iPadのKeynoteでやっていたことで入門することで、すんなり学び始めることができています(教えてません、勝手にそうやってました)。

つまり 「遊びは、結果を求めない。何よりも楽しむことが優先」 です。

大人はすぐに「結果」や「成果」を得ようとします。カメラジでも説明しましたが、知識は線形には伸びません。非線形、成長曲線に従います。最初は「成果は出ず、後からガバーっと」出ます。

だからこそ、最初は「結果を出そうとするのではなく、遊ぶ」ことが大切です。例えば、Pagesで時刻表を作る(電車好き)ことで、表の操作をマスターするということです。

HTMLで遊ぶ

今日、HTMLを軽くレクチャーしたのですが、その度に

「おお〜!!」
「へぇー!!」

と驚いて、喜んでいます。そして、同じことをやってみて「うわー!」と喜んでいます。そのうち、すぐに

「これは見出しです」と私が書いた無味乾燥な文字列を、「トワイライト・エクスプレス」に直して、他も電車の名前に変えて・・・とカスタマイズして遊び出しました。

また、CSSも軽く教えたのですが、電車カラーに背景などを統一するという「遊び」をしていました。

こうやって「遊んで、改良」するから記憶するし、慣れるし、覚えます。遊びだから、自分で難易度を調整できます。

「課題をこなして次」ではなく、立ち止まって遊ぶ

私たちの多くは、受験勉強の成功体験があります。もちろん、受験に成功する人、しない人はいますが、「勉強は、出された課題をしっかりやれば、成長する」という思い込みがあります。

そこで、レッスンなどを用意すると、「課題をやって、次!」と進もうとします。すぐに「次」に行こうとします。これでは、良い学習はできません。

課題をやったら、すぐに次に行かず、課題を参考に「遊び」を考えることが大切です。あれに使ってみよう、これに使ってみよう、こんなことをやってみたら?と、成果を出すための最短距離から脱線することが「遊び」です。

例えば、学習理論を使いこなして、子育てにいかせている人は、大抵は「FILMシートを、苦手な料理や洗濯」に使うなど、本業以外に使っています。そうやって、「失敗してもいいし、難易度を自由にコントロールできるところ」で使います。

そうやっているうちに「レベルアップ」して、本番(子育てでは、相手が難易度を決めます)で使えるようになります。

学ぶときに大切なことは、「書籍をスピードを上げて読了するのではなく」、知識を少しだけ得たら、すぐに「遊んでみる」ことです。

つまり、

「スモール・プレイ・ラーニング」

することが、学習にとって大切です。

特にプログラミングは「遊び」を通じて、たくさん経験を積んだことが「大きな差」になって返ってきます。

毎回 +1 する

もう一つ、息子に教えていて気づいたことがあります。それは、小さな +1 をすることです。息子は、僕が仕事をしている様子を見ているので、べらぼうに早い(笑)操作を見ています。

ある日、「パパ、めっちゃ早いけど、どうやってるの?」と聞いてきたので、

「ショートカットキーってのがあるんだよ」
「近道ってやつだ。トラックパッドを使わずできるから早いんだよ」
「魔法みたいに見えて、周りをびっくりさせられるぜ!(冗談)」

「ちなみに、メニューにショートカットキーが書いてある。ほらキーボードと同じマークが書いてあるだろ?これを覚えて使えばいいんだよ。あえてキーボードを使うようにしたら、すぐ覚えるよ」

仕事の合間に、そんなことを話したと思います。実は、しっかりとは覚えていません。

ところが、今日、Visual Studio Code(開発用のエディタ)を教えて、ブラウザでWebページを確認する時に、息子が「保存メニュー」をトラックパッドで操作しつつ、保存メニューをクリックせず、止まりました。

そしてショートカットキーのマークを見て、キーボードで操作にチャレンジしていました。

その後も、何度も保存のたびに、忘れたら「あれー、なんだっけ」とか言いながら、ショートカットキーを確認して、使っていました。

15minもしたら、「保存」→「ブラウザへ切り替え」→「再読み込み」をキーボードだけでやるようになっていました。

つまり、遊びの中に「+1」でショートカットキーを増やすことを盛り込んでいたのです。これによって、ますます操作が速くなり、HTMLに集中できるようになっているようでした。

まとめると・・・

息子を実験台に(笑)、WordPress開発者になるための技術、知識を教えていたら、私の方が「学ばされ」ました。

  • プロジェクトラーニングの前に、「スモール・プレイ・ラーニング」
  • 課題を次々こなすのではなく、「立ち止まって、遊ぶ」
  • 「遊び」で難易度を調整して、学ぶ
  • 遊びの中で、ショートカットキーなど +1 をする

結果を求めすぎず、目の前の1つ1つの知識、技術に驚き、喜び、遊ぶ。これこそが、良い学習だと、改めて気付かされました。

「WordPress開発者になろう」は、小学4年生の息子に教えながら作っていきます。比べる必要はありませんが、大人なら子供よりも言語が発達しているので、「子供のように」学べば、もっともっとレベルアップできると思います。

とにかく、「開催したくて、ウズウズ」しています。
人数さえ集まれば、開催します。

是非、興味がある人は「予約」をお願いします。

追伸

息子に教えることで学んだことは、

  • ウェビナー
  • ワークショップ
  • オンラインコース

に、しっかりと反映させていきます。今までで、最高の教材が出来上がると思います。

ちなみに、息子に教えているので、

  • コンピューターそのもの
  • インターネットの仕組み
  • ファイル操作、保存、ブラウザ
  • 遊ぶアイデア

などを、しっかり説明する形で教材が作られると思います。
お楽しみに。

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私たちのとっての研究成果は、「一人一人の成長」です。私たちは、現場で先生方と共に働く在野の研究機関です。

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