自立するために、フォームの仕組を学ぼう
こんにちは。
toiee Lab 亀田です。
私は、ずっと一貫して「自立して学べる」教育を大切にしてきました。 しかし、この道はなかなか難しいです。
例えば、
「御託はいいから、どうしたらいいか教えてください」 「学者のあなたは、暇で学ぶ時間があるんでしょうが、こちらは本業があって暇じゃないんです」
などと、批判されることがあります。
だからこそ、「広く学ぶ」
私は、暇ではありません。仕事は、多岐に渡ります。マネジメント、ラーニングの研究、教材設計、作成、システムの構築など様々です。さらに、大学での授業、研究があります。また、二児の親として、子育てに、家事に忙しく働いています。
最近は、妻の調子が悪いため、帰宅を早め、子供達にご飯を作って食べさせながら、1日の話を聴き、早々に寝かせます。そして、土日は子供達と料理を作ったり、工作したり、外に連れ出したりしています。
流行り?のワンオペまではないですが(妻がいますので)、それでも、相当に忙しいです(外食は好きでないので、なるべく自宅で作っていますし)。
そんなこんなで、余分な時間はありません。
そんな時だからこそ、そんな状況が、まだ何年も続くからこそ(今しかない、大事な時期ですし)、「基礎を学ぶ」が大事です。
しっかりと、基礎を学んでしまえれば、あとはウナギのぼりに学ぶことが可能になります。イメージとしては、以下の通りです。
フォームの仕組みを学ぶ
最近、「フォームに関する質問」をいただきました。toiee Labでは、WordPressのサポートは行なっていないので、「多分、こういう問題じゃないですか?」と、問題の原因のみを明らかにしてお伝えしました。
すると、後日、ご自身で調べられたようですが「どのように解決すればいいのか分かりません。助けてもらえませんか?」と返信がきました。
これも何かの縁だと思います。
そこで今回は、フォームの仕組みについて理解し、実際の画面と比較してみることを通じて「仕組みを学ぶ」を体感してもらいたいと思います。
フォームの動作原理
フォームは、大きく分けて4つの要素で成り立っています。
- フォームの表示
- フォームの入力項目の設定
- 通知設定(完了画面、メール通知)
- メールサーバー設定
WordPressでは「フォーム・プラグイン」をインストールすると、フォームを作成、管理する画面が現れます。
ここで作成、設定したフォームを「どこかのページ」に貼り付けます。それが「フォームの表示」です。WordPress 5.0以前なら、「ショートコード」を使って、フォームを貼り付けます。ショートコードというおまじないを張った場所にWordPressがフォームを表示してくれます。
では、このフォームやフォームの内容は、どうやって設定するかというと、もちろん「フォーム管理画面」です。上記の例であるWPFormsの場合、ドラッグ・アンド・ドロップで作成します。
「ITを学ぶ5つのステップ」を意識して、探求するようにさわれば、数分で使えるようになると思います。
三番目は「通知設定」です。フォームを送信した後に「完了画面」で、どんなメッセージを出すのか、確認メールを相手に送るのか、自分宛(管理者)に送るのかなどを設定します。WPFormでは、「Settings」の「Notifications」や「Confirmation」で設定します。
英語だから・・・と言わず、英語の勉強を兼ねて「意味を調べる」ことが、英語を学ぶことにもなります。少しずつ英語に慣れれば、どんどん便利な機能を触っていけるようになります。
なお、フォームとは直接関係ありませんが、「確認メール」はメール送信サーバーを使って送信します。通常は、WordPressが設置されているレンタルサーバーを使うことが多いです。しかしながら、何らかの事情(レンタルサーバーが使わせてくれない、ブラックリストになっている、メールサーバーが別(GSuiteなど)で適切な設定ができていない)で、うまくメールが送れない時があります。
そういった場合は、「WP SMTP」などのプラグインで「メール送信サーバー」を切り替えると良いです。通常は必要ありません。
まとめ
フォームの仕組みから考えると、他のフォーム(Contact Form7 や、 MW WP Formなど)も使えると思います。
おすすめは、WPFormです。シンプルで、ドラッグアンドドロップで使えるので便利です。
少しだけで良いので、「仕組みを知る」にアンテナを張ってもらうと、少しずつ変化が始まります。
追伸1:
耳デミー「毎日が学びと発見」では、WordPressの仕組みについてお伝えしています。
興味がある方は、以下よりお聞きください。期間限定で、音声を無料公開しています。
- 012 WordPressを学んでみよう(1)
- 013 WordPressを学ぼう(2)
- 014 WordPressを学び始めよう(3)
追伸2:
WordPressの習得には、「前提知識(仕組みなど)を知ること」と「経験を通じて、自分のものにすること」の両方が必要です。
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