DayOne で、FILM2 ジャーナルを始めよう
デジタルとアナログをうまく融合して、自己刷新日誌を始めよう
私は、何度チャレンジしても、全くモノにならなかった「習慣」がありました。それは「日記をつける」です。何度チャレンジしても、どんな日記専用ノートを買っても、三日坊主でした。
ところが、今や「書かないと気持ち悪い」ぐらいに、当たり前になりました。
今回は、「ズボラな私」でも、日記を週間にし、さらに日記上で「FILMシート」を続ける便利な方法を紹介します。
是非、試してください。きっと、 あなたの生産性、仕事ぶり、成長 をもたらすこと間違いなしです。
概要
以下の2つを用意します。
- FILMシート(紙に印刷、手書きする)
- DayOne (日記アプリ : 無料で始められます)
そして、以下のようにします。
- FILMシートを書き込む
- DayOne で写真に撮る
- DayOne に日記をつける
これだけです。
以下に、詳しく説明します。
FILMシート
FILMシートとは?
FILMシートとは、toiee Lab では、人の学習メカニズムは「フィードバック制御の延長(フラクタル構造)」と結論づけました。その仕組みから考えて、「自分でフィードバック制御を発展させるために」作られたシンプルなA4サイズの1枚のシートです。
このシートに書き込んで、行動し、振り返りを書き込み、これを繰り返します。そして、複数のシートを並べて、パターンを分析したりすることで、「気づき、発見」を得て、自分の隠された行動パターンや思考パターンを見つけ修正していきます。
このシートを使って仕事をすると、仕事自体が楽しくなり、仕事の生産性を向上させる工夫を自然に行えます。また、学習に使えば、自分にぴったりの学び方を見つけ、学習する能力自体をアップさせていくことができます。
詳しい書き方は、以下をご覧ください
FILMを書くポイント
FILMシートを書く場合、以下の4つを意識して見てください。
- なるべく「手書き」で書く
- 完璧を目指さず、とりあえず始める。最初は質より量、続ける
- 期待する結果は「ちょっと、できなさそう」ぐらいレベルをあげる
- やることリストではなく「チャレンジ」「学習」の比重を増やす
DayOne
DayOne とは?
iPhone、iPad、Mac (現在、Web、Windows版も準備中らしい)で使えて、同期する「日記アプリ」です。
美しい見た目と、使いやすい操作で、世界中で利用されています。
現在、「同期機能なし」なら、無料で使うことができます。
DayOneの便利なところは、以下の4つです。
- 過去のこの日 機能 ・・・ 過去の同じ日の日記を通知で表示してくれます。三年前は、こんな状態だったかーと発見があります。
- 複数のジャーナル 機能 ・・・ 私は「Family」「Work」「Idea」「気づき」の4つに分けて日記を書いています。分けられるのは、とても便利です。
- 写真+α 機能 ・・・ 写真を添付すると、写真の位置情報と日付を使って設定をしてくれます。これがとても便利です
- 天気情報など ・・・ 天気や、活動ログを自動で添付してくれる機能があります。iPhoneのデータと連動させると、様々な記録を撮ることができます。
Windows、Androidユーザーはどうしたらいいか? 素敵な日記アプリを探して(できたら有料)、以下を読み替えながら、FILMジャーナル(日誌)を始めてください。
習慣にできたら、無料から有料へ
DayOne は、無料版では「同期」ができません。
例えば、iPhoneで日記を書いて、続きをMacで書こうと思っても、同期しないので、それぞれ「別のアプリ」として扱われてしまいます。
ただし、無料で全ての機能が使えるので、 「まずは、無料で初めて、習慣化できたら」 有料に(定期購読)に移行すると良いでしょう。
DayOneアプリの有料版は、 $34.99USD (約3,900円)です。有料版にすることで、Webにバックアップし、複数のデバイスに同期することができます。
毎年、日記帳+カバーを買う費用と同等と考えれば、それほど高額な契約とは言えないと思います。
DayOne の「どれを使うか?」を決める
あなたの生活パターンで、iPhone版か、iPadか、Mac版かを選びます。例えば、仕事で毎日Macを使うのであれば、日記もMacで書くようにすれば 「いつもの行動に、+1で新しい習慣を作る」 ことができます。
一番のオススメは「iPhone版」です。
FILMシートを写真に撮ることを考えると、iPhone版が良いですし、隙間時間に「日記」をつけることを考えると、iPhoneがオススメです。
FILMシート & 日記の付け方
まず、FILMシートを数枚印刷します(ここが大切です)。
すぐに「日記を1週間続ける」を期待する結果に書き込みます。さらに、感情面についてもかくと良いでしょう。例えば、以下の通りです。
期待する結果
- 日記を1週間続ける
- まだまだ、続けたいという気持ちが湧く
- 日記っていいかもーと思える
そのあと、このような状態になるためには、「どう取り組むといいか?」を考えて見ましょう。そして、「プロセス・姿勢」に書き込みます。例えば、
プロセス・姿勢
- 机の上に、シートを置いて、朝一番に書く
- 書いたら即、DayOneアプリで写真を撮影する(振り返りを忘れたら罪悪感を感じるように)
- 仕事終わりに、FILMシートを書き込んで、DayOneアプリで写真を撮影する
- Family と Work のジャーナルを作って、Familyの日記を入れる(楽しくなるはず)
- 写真を積極的に使うことで、ビジュアルに訴える
- 仕事中のメモを写真に撮って、追加する(写真で日記とする)
前提・想定
- 家族の日記をつけたら、楽しくなるはず
- FILMシートの描きかけを写真にとったら、埋めたくなるはず
- 朝一番に書くためには、机の上においといて、自動的が必要
- WorkのジャーナルにFILMシートを入れるが、メモなども写真にとっておくと良さそう
- 写真に撮るだけなら、続けられるんじゃないか?
このように書き込んで、1週間後に振り返るようにしましょう(これに、つまづくことだけは避けてください 🙂
実行して見たら、次の1週間も同様に「続けること+α」を期待する結果として書き込んで、FILMジャーナルを続けます。
徐々に、2週間後、1ヶ月後と期間を伸ばしましょう。さらに、「続ける以上の何か」を得ることを目標にしましょう。例えば、自分の強みを発見する、仕事の改善ポイントを見つけるなどにもチャレンジしてみると良いでしょう。
追伸:
DayOneは、紙の日記に印刷するサービスもあります(今はアメリカだけ)。日本でもユーザーが増えていけば、日本でも印刷サービスを受けられるかもしれません。
将来的に「紙に残す」こともできるので、是非、使ってくださいね!
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