Webサイトは安全ではありません
一部のブラウザでWebサイトを表示しようとすると、アドレスバーに「Webサイトは安全ではありません」と表示されるようになりました。
この写真はSafariでの警告になります。
何故表示するようになったのか
「Webサイトは安全ではありません」という表示は
ウェブサイトに入力する重要な情報が暗号化されずに送信される恐れがある
場合に表示されます。
この警告を表示する機能は、
SafariのiOS11.3から導入されたようです。
この表示による問題点
安全性は今までと変わらないとしても、
Webサイトを訪問するユーザー視点に立つと、
「Webサイトは安全ではありません」と表示されているサイトに
不安を感じる事は否めません。
この表示によって、訪問者数が減ったり、
ECサイト(物販サイト)での購入率が下がったりする
可能性は十分に考えられます。
ビジネスとしてWebサイトを利用されている場合は改善すべきだと考えます。
解決方法
「webサイトは安全ではありません」等の表示がされる原因は、
SSL通信(暗号化通信)を設定していない事が原因です。
SSL通信をしているかどうかを
簡単に確認するには、ご自身のWebサイトを検索し
- https://
- http://
のどちらになっているかを確認してください。
(URLの前につけて検索して繋がる方があなたの設定になります)
httpsで繋がる場合は、SSL通信(暗号化通信)が設定されています。
httpで繋がる場合は暗号化されていないので、SSL設定を行ってください。
独自SSLは、多くのレンタルサーバーで「無料」で行えます。各種のレンタルサーバーのマニュアルをご覧ください。
オススメの方法
なお、「http://」への通信を「https://」に強制的に転送するように設定します。可能であれば、GoogleのSearch Console にて、 http:// から https:// への移動を設定するようにしてください。検索エンジン効果を引き継げます(行わなくても、いずれは引き継ぎます)。
Google Search Console の SSL化設定の情報https://support.google.com/webmasters/answer/6073543?hl=ja
あるいは、Googleで 「Google Search Console SSL」と検索すると、わかりやすいブログ記事が見つかります。いくつかを斜め読みしてから、作業をしてみてください。
Google Search Console SSLの検索結果