ミッション
MISSION
『ラーニングが、当たり前の世界にすること』
ラーニングとは、自分(あるいは組織)の前提、仮説、想定を修正し続け、行動を通して学び続ける高次な学習のこと_
toiee Labは、授業後に集まって対話する小さなグループから始まりました。多くの人との出会いを経て、「学習に関する研究と応用」を行う研究所として、歩み始めました。
我々のコア・コンピタンス
私たちは、ワークショップの設計、学習理論、学習ファシリテーションについて、先進性と、強みを持っていると考えています。
しかし、私たちが持つ、本当の強みとは、『すべての人が、すごい可能性を持っていて、それを発揮するのは難しくない』と信じていることです。
この信念は、希望や願いではなく、現実だと確信していることこそ、私たちの強み(コア・コンピタンス)です。
70歳になって初めて、iPhoneを触った人が、たった3時間で自由に使いこなしたり、絵が下手だと思い込んで、デザインの道を諦めた若者が、すごいデッサンをかけるようになるなど、
人の可能性が現実になるところを、何度も、何度も目の当たりにしてきました
我々の仕事とは何か?
「なぜ、可能性を現実にすることが出来るときと、できない時があるのだろうか?」
「もし、そのメカニズムを科学的(体系的)に、説明できたら、どうなるだろうか?」
そんな問いからスタートし、私たちは、大小様々な講座を設計し、実証実験を通して、学習メカニズムを体系化してきました。
これらの活動で明らかになったことは、「教師の役割が非常に大きいこと」です。
そして、私たちは、こう問いました。
「恩師と呼ばれる人や、テーマと好きにさせる優れた教師と、その教科を嫌い、苦手にしてしまう教師の違いはなんだろうか?」
「人間性ではなく、もっと科学的、説明できる何かはないだろうか?」
と問いました。
こららの問いから、私たちの仕事の本質を知ることができました。
それは、
- 私たちの仕事とは、「 才能を」科学すること
- 私たちの仕事とは、「才能を引き出す先生を」科学すること
です。
科学とは、体系化であり、不断の改善であり、再現性の向上です。
才能のせいにして、諦めたり、がっかりするのではなく、「自分のベスト」を常に更新出来る、そんな学習の世界を作り出すこと、それが私たちの仕事であると理解しました。
人間特有の学び方を「当たり前にしたい」
私たちは「在野の研究所」です。現実の社会に根を下ろし、現場で働くことに大きな価値を感じています。研究室に閉じこもるのではなく、直接、学習をする人たちと関わり続けています。
講座を開くたびに、「良い学習」の可能性に確信を深めました。
それは、以下の3つです。
- 人は本来、寛容であり、善良である
- 多様性が、創造性と学習の質、量、速度に貢献する
- 個人の固定観念を超えて、相互理解することはできる
つまり、「良い学習者」と、「良い学習が促進される場」を生み出すことで、社会をもっと良くすることができると、私たちは確信しました。
もし、「良い学習(前提を疑い、修正しながら、対象を学ぶ)」が「当たり前」の世界にすることができれば、世界はもっと面白くなる、そう信じています。
誰でも、どこでも、何歳からでも始められる
誰とも比べることなく、自分のベストを尽くし、そして「高次な学習」を始めることはできます。しかも、高いお金をかけて、ICT環境を揃えるまでもなく、可能です。
その信念を具現化したものに、FILMシートがあります。
もし、あなたが「自分の才能を信じる」勇気があるなら、
もしくは、「誰かの才能を信じる」強さを持っているなら、
FILMシートを使ってみてください。
是非、私たちをフォローしてください。
2016年 9月 7日
toiee Lab 代表・亀田学広