重要なお知らせ

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1 イントロダクション 前半

(1)ウェルカム感をしっかり出す

  • 良い学習の場のために、参加者をしっかりと出迎える。
  • 待ってました!という感覚、受け入れられている感覚を作ることが大切。

(2)講座の開始を宣言する

  • 「今から、We love iPhone iPad講座を開催します」
  • 「今から動画を見てもらいますが、拍手をしている時は、皆さんも拍手をしたり、乗ってくださいね」
  • 「では動画をご覧下さい」

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2 イントロダクション 後半

(3)全体像を話す

  • 「この動画は、何回見ても興奮しますよね」

  • 「iPhoneなどのApple製品は、すごくデザインについて考え抜かれています。そんなiPhoneを使いこなせるようになってもらいます。」

  • 「このワークショップでは、2つのことを同時に学びます。

  • iPhoneを使いこなせるようになるための観察眼

  • 次々新機能やアプリをマスターできる学び方

  • です。

  • 「今日は、とにかくワクワク楽しんで貰えば、大丈夫です。どんどん、チャレンジしましょう」

ポイント
ワークショップは、最初のスタートが肝心です。できるだけ、シンプルに簡潔に、リズム を作るようにスタートさせていきましょう。参加者が興味があるのは、自分の成長です。
主役は、参加者です。だらだら説明しすぎるより、結果を目の当たりにして、学ばせましょう。
動画を流す前に「動画を見てる最中は、拍手が聞こえたら拍手をしたり、乗ってください ね」と伝えると、より盛り上がる。
会場を暗くしたり、椅子の配置を工夫して Appleのプレゼンの会場のような雰囲気を作 り出し、入った瞬間からワクワクするよう な空間を作る。


3 Good&New

(1)説明

  • 「Good&New とは、新しくて良かったこと、両方を含むものを発表して、拍手をもらうゲームです」
  • 「例えば、こんな感じです(言葉で説明するより、実際にやってみせる)」 「それでは、スタートします!どうぞ」

(2) 全員で拍手する

  • 「ありがとうございました。では、早速ワークを始めていきましょう」

ポイント
Good&Newは、説明を何度も繰り返すより、「実例を見る」ほうがわかりやすいです。 実例を見せましょう。もちろん、事前に考えておいたほうがスムーズですが、その場でひねり出す様子のほうが、参加者には良い見本になります。 「緊張はほぐれましたか?」と聞く必要はありません。ワイワイとした雰囲気を維持して、そのまま次のワークにスムーズに入りましょう。


4 違いがわかる人になろう

(1)説明

  • 「今から、変化に敏感になるワークをします。」
  • 「iPhoneを触り、小さな変化をたくさん発見してもらうのですが、どのように発見するの か、前でデモをするので、一緒にやっていきましょう」
  • (デモをする)
  • 「ホーム画面・ロック画面を探求してください。アプリを開くのは禁止です。」
  • 「では、スタート」

(2) 探求

  • 「目を凝らして、どこか変化しているところがないか試してみましょう」
  • 「何度も触ってみましょう」

ポイント
ワークの内容を伝えるのが、少し難しいので、実際に前でデモをしてから、ワークに入ってもらいましょう。
探求中に、もし首を傾げたり、悩んでいる人がいたら、一緒に探求して、小さな変化に気 付く手助けをしてあげましょう。
「発見があったら、チーム内で随時シェアしましょう」と言っておくと、活性化します。


5 違いがわかる人になろう 振り返り

(3) 発表する

  • 各テーブルごとに、一人ずつ発見したことをシェアしてもらう

6 仮説検証・検証・確かめるワーク


 

(1)説明

  • 「今から、仮説・検証ワークを行います」
  • 「このワークをすると、どんなアプリやどんな機能でも使いこなせるようになるので、期待しててくださいね。」
  • 「先ほどのワークと同じでiPhoneの画面を探求してもらいます。その時に、ただ触るので はなく、触る前に触ったらどうなるのか仮説を立て、なぜそう思うのか考える。」
  • 「そして、 実際に触ったらどうなるか確かめる」
  • 「という風に探求していきます」
  • 「これだけでは、わからないと思うので、前でデモをするので、一緒に感覚をつかんでいきましょう」
  • デモをする
  • 3つチーム(上からスワイプした画面・下からスワイプした画面・一番左の画面)に分け、それぞれ担当する場所を選ぶ
  • 「では始めます。どうぞ」

(2)探求

  • 一番左の画面を探求するチームには、いろんなキーワードを検索するように促す 「必ず、5ステップで探求していきましょう」
  • 「慣れてきたら、どんどんボタンを押して探求していってOKです」

ポイント
5ステップでの探求は、この講座の中で非常に重要な役割です。時間を多少とっても構わ ないので、しっかりと行いましょう。
振り返りの時に、「5ステップでの探求」と「いつもの探求」の違いを参加者から聞き出 して、いつもと違う学び方をして、探求がうまくいっていることに気づいてもらうことが重要です。



7 仮説・検証・確かめるワーク 振り返り


 

(3)発表

  • 「どんな仮説を立てたか? 」
  • 「実際は、どうだったか? 」
  • 「 その結果何を学んだか? 」

(4)振り返り

  • 「このワークで、探求した方法はいつもと比べて、どう違いましたか? 」
  • 「こんな方法でiPhoneを触ったことがありますか? 」

8 デフォルトアプリの奥深さを知る


 

(1)説明

  • 「今から、先ほどしたワークと同じようにデフォルトアプリの探求を行ってもらいます」
  • 「探求する時は、5ステップのルールを守ってやってください」
  • 「それでは、まず3チームに分かれてもらいます」
  • (チーム分けをする)
  • 「チーム毎に、探求したいデフォルトアプリを資料の中から選んでください」
  • (担当するアプリを決める)
  • 「では、早速やっていきましょう。スタート」

(2) 探求

  • 「最初は、5つのステップのルールを守って触ってみましょう」
  • 「慣れてきたら、どんどん触ってOKです」

ポイント
ここまでくると、ファシリテーターが積極的に介入しなくても、参加者が自ら学んでいく ようになっています。もし、困っている人がいた場合は、一緒に5つのステップで探求しましょう。
発表の時に、探求したプロセスまで発表してもらえれば、なお良しです。



9 デフォルトアプリの奥深さを知る 振り返り


 

(3) 発表

  • 「担当したアプリでどのようなことができるのか発表してください」
  • 「どのように見つけたのか、どうやって探求したのかも教えてください」

10 クイズワーク


 

(1)説明

  • 「今から、ちょっとしたクイズをやりましょう」
  • 「クイズをすることで、アイコンだけで大体どのようなアプリなのかを予想することができるようになります」
  • 「楽しいので、早速やっていきましょう」
  • 「では、3チームに分かれてもらいます」
  • (チーム分けをする)
  • 「資料の「どんなアプリでしょう?」を見てください。アイコンだけが書いてあるので、アイコンから予想してどのようなアプリなのか想像して、書き込んでみましょう」
  • 「チームで助け合ってやってくださいね。それでは、スタート」

(2)探求

  • 探求の様子を見守りながら、必要に応じて介入をする

ポイント
このワークは、次のワークのフリになっています。このワークで行った、「アイコンから 想像して、どのようなものなのか推測する」が次のワークの、アプリを検索するときにいきます。
また、次のワークでも使ったことがないアプリを探求するので、このワークで使ったことがないアプリを触ってみる体験は、重要です。
発表は、さっと終えて最後のワークに入っていきましょう。



11 クイズワーク 答えわせ


 

(3)答え合わせ

  • (答えが書いてある資料を配る)
  • 「どれだけあっていましたか?思っていたより、あっていましたか?」
  • 「自分がアプリを探したりするときに、アイコンから想像して何となくどんなアプリか想 像できますよね」

(4)探求するアプリを選ぶ

  • 「資料から気になったアプリを選んで、どのようなアプリなのか、何ができるのかを探求しましょう」
  • 「では、どうぞ」
  • (探求は、チームでも個人でもOK。)

(5)探求

  • 探求の様子を見守りながら、必要に応じて介入をする。
  • もし、早く終わっている人がいたら、他のアプリも触ってもらう。

(6)発表

  • チーム内で発表する。
  • 「どのようなアプリなのか、どんな風に探求したのか発表してください」
  • 「どうぞ」

12 アプリを探そう


 

(1)説明

  • 「いよいよ、最後のワークです。今日やってきたことを全て総動員して、自分が困ってい ることを解決できるアプリを見つけて、探求しましょう」
  • 「自分が困っていることは、他の人も困っているので、自分が困っていることを解決でき るアプリは存在します」
  • 「それを見つけ出して、自分の問題を解決できるのか試しましょう」
  • 「では、どうぞ。」

(2)探求

  • 「すぐ困っていることが浮かんできた人は、大丈夫ですが、悩んでいる人は、困っている ことをリストアップしてから、やるといいですよ」
  • 困っている人が多そうだったら、困ったことを誰か一人に訊いてみて、アイデアを会場の人に考えてもらうと良い。

ポイント
アプリを探すところで、困っている人がいる場合は、アイデアを出すところを手伝ったり、 参加者全員からアイデアをもらったりすると良いです。


13 アプリを探す振り返り


 

(3)発表

  • 「こんな風に発表してください」
  • 「こんな事に困っていて、解決できるアプリはこれです。どうやって見つけたか、なぜそ れを選んだか、について発表お願いします」
  • (わかっていなさそうだったら、デモをする)
  • 「それでは、発表お願いします」

14 まとめ


 

(1)説明

  • 「お疲れ様でした。そろそろ時間なので、まとめをしたいと思います。家に帰ったら、思う存分触れますので、今後、もっと使い方を増やして、応用できるように、まとめをしましょう」

(2) 学びを引き出す

  • 「今日学んだことは何ですか?どなたかお願いします」
  • 「いつもの学び方と、今日の学び方は、どう違いましたか?」
  • 「事前に試してみたけど、うまくいかなったのに、今はできるのは、なぜでしょうか?」
  • 「他には?」

(3) フォロアップを作る

  • 「今後、どのようにしていけば、もっと応用や、今日触れていない機能を使えるようになりますか?何せ、気づけば新しい機能が増えているのが、iPhoneやアプリですから」
  • 「何かありますか?」

(4) こちらのアイデアを提案する

  • 必要に応じて、アイデアを提供する。
  • 「私たちは、小さくてシンプルなことで、どんどん使うことをお勧めしています」
  • 「何かこの一週間で、できそうなアイデアはありますか?」
  • 「また、この5ステップでの探求は、一週間続けるだけで、かなりレベルアップします。こちらもお勧めしています。是非どうぞ」

ポイント
時間が足りなければ、ファシリテーターがかなり主導しても構わないので、学びを振り返 ることをしましょう。
振り返りがないと、高次な学習が意識に上らず、いつもの学び方に 戻りやすくなります。