6 調査をしよう
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(1)トラックパッドを上級者モードにする
- 「それではイメージトレーニングをしたところで、トラックパッドの設定を上級者モードにしましょう」
- 「方法は、資料にあるので、資料を見ながら設定してみてください」
(2)説明
- 「いよいよ実際にMacの便利な機能を触っていきます。今からやるワークで、Macの様々な機能を使えるようになります」
- 「普通の探求とはちょっと違う探求の方法をしていきます。この方法で探求することに よって、初めて使うITツールでも、どんどん使いこなすことができるようになります」
- 「探求はこのようにします」(デモをする)
- 「まずはペアになってください。このワークはペアで探求していきます。片方が操作係で、もう一人はナビゲーション係です。ナビゲーション係さんは、資料を持って、『クリックするとどうなりますか?』、『ドラッグするとどうなりますか』という風にナビ ゲーションしてあげてください」
- 「最初はゆっくり、メンタルモデル修正のサイクルをやりましょう」
- 「しばらく探求したら、操作係とナビゲーション係を交代します」
(3)探求中のファシリテーション
- 「何が起こるか、どうなるか、予想してくださいね」
ポイント
メンタルモデル修正のサイクルについて説明するときには、学習者を誰か一人か二人、巻 き込んで、デモをしましょう。やり方としては、
「どこか気になるボタンはありませんか?」
「このボタンを押したらどうなると思いますか?」
「なぜそう思ったんですか?」…
という風に、学習者に実際に、メンタルモデル修正のサイクルを体験してもらうと良いでしょう。
探求中には、最初の方は、メンタルモデル修正のワークを意識してしっかり実践してもら うようにしましょう。しばらく意識して探求してもらったら「予想して確認する」が自然 にできるようになってくるので、途中からは特に意識するように言わず、もし、探求が難しそうにしているチームがあれば、横について一緒にメンタルモデル修正のサイクルをやるなどしましょう。
機能を探求して何か面白い発見がありそうだったらシェアしてもらいましょう。発表する時には、メンタルモデル修正のサイクルを意識して、どんな予想をしていたのかなども話してもらう発表にすると良いでしょう。