ファシリテーション・レジュメ

LFT事例紹介 高校教員 井餘田さん

ラーニング・ファシリテーション事例紹介

Q. あなたは、現在どんなことに取り組んでいるのですか?

北海道豊浦町の高校で教鞭をとりながら「人を育てる」役割を担う大人が学び続ける場を運営しています。

Q. なぜ、Learning Facilitator(LFT)になったのですか?

私が働いている学校は、幼稚園から高校までを有する、いわゆるオルタナティブ・スクールで、「共に創りつづける学校」という特徴があります。学校・家庭・地域が共に支えあいながら、子どもを取り巻く教育環境を豊かで潤いのあるものにしていこうとする意志を持った人たちが集い、共に創りつづけています。

学校に入園・入学して来る子どもたちの家庭は、 わざわざ北海道外から家族ぐるみで引っ越して来るケースが多く、学校の運営はもちろんのこと、新しい土地で新しい仕事に就いたり、新たに起業したりと、みなさん日々学び続けることにとても熱心です。

そこで、学校のあるここ豊浦に、子どもの教育環境だけでなく、子ども達を取り巻く大人たちも含め、「多様性の中で学ぶ」ことができるコミュニティを作りたいと思っていました。

そんな時に toiee Lab の活動に出会い、「これだ!」って思ったのがきっかけで、私が人の学びをファシリテートする役割を担いながら、仲間と共に学び続けていきたいと思い、すぐにラーニング・ファシリテーション・ワークショップに参加して、現在の活動を始めました。

Q. ラーニング・ファシリテーション・ワークショップの感想を教えてください。

ラーニング・ファシリテーション・ワークショップは、単なる知識の詰め込みではなく、今まで私が参加した講座とは比較にならないほど「創造的」でした。講座全体がとてもワクワク楽しいもので、3日間があっという間でした。

また、一緒に学んだ人とは、まるで以前からずっと親しい仲間だったかのようになりましたし、私も自分自身の使命に気付くことができました。今ではLFTを一生の仕事にしようと思っています。

Q. LFTになって、良かったことを教えて下さい。

この講座で学んだことはたくさんありましたが、一番は?と聞かれると、「Learning Facilitator Mindset」という心の持ち方を学ぶことができたことだと思います。今までの自分を否定することではなく、すべての人の学ぶ力を信じ、共に探求する仲間になることが出来るんだと信じる勇気を持つことができました。

そして、LFTという「志」を同じくする仲間が全国各地にいることは、かけがえのない財産です。LFTとして継続的に学び続けることのできる仕組みを手に入れたことは、まるで「人生のコンパス」を手に入れた感じで、自分自身とても豊かな気持ちになりました。

先日、何年かぶりに、クレイトン・クリステンセンの「教育×破壊的イノベーション」を読みました。自分自身の在り方が変わると、本が語りかけるメッセージが全く違ったものになり、さらに深く感銘を受けました。

教師は一人ひとりの生徒の前進を助ける、プロの学習コーチ兼学習内容設計者として重要な役割を果たすことができる。
教師は壇上にいる賢人ではなく、いつも傍らにいる導き手になれるのだ。

クレイトン・クリステンセン『教育×破壊的イノベーション』

LFTワークショップで学んだことを学校の授業だけでなく、大人向けのワークショップに取り入れて実践しています。「ラーニング・ファシリテーター」という在り方、そして人本来の学びに基づいた「ラーニング・デザイン」を日々探求する毎日です。

LFTワークショップ