仕事で、一番楽しい瞬間は?と聞かれたら
こんにちは。
toieeLab リュウです。
最近、仕事の中で「最も楽しい瞬間は何か」と聞かれると、即答で「ワークショプ後の振り返りをしている時」と答えます。
なぜなら、
- 自分のLFTの改善アイデアをもらえるので、成長に繋がる
- 人のLFTからヒントがもらえる
- 単純に楽しいから
です。
toieeLab では、毎日のように開催されるワークショップの後に、必ず振り返りを行なっています。LFTとして、より良い学習体験を提供するためです。
LFTとして成長し続ける事が、スクラムに参加していただいた方々が「より楽しく」「より深く」「より学べる」体験につながると思っているので、この振り返りは、チームでこだわりを持って取り組んでいることの一つです。
(開催しているスクラム内のワークショップの振り返りは、いつでも見れるようにストックしております。)
本日は、楽しい振り返りを皆さまにも共有したいと思ったので、収録したものを公開しています。
内容は
- ぐだぐだだったジョブ理論ワークショップを、お客さんが高評価しただけでなく、他の人に紹介してくれた話
- 「なぜ、このワークをしなくてはいけないんですか?」に対するLFTとしての振る舞い
- LFTとしての挫折をどのように乗り越えたのか?
です。
人の失敗談ばかり記憶しているあたり、人間の性丸出しって感じですが(笑)失敗談から多くを学ぶ事ができるのは確かだと思います。
それでは、早速音声でお楽しみください。
追伸 : おまけ
もし、あなたが学びの場を提供している人であれば、振り返りの際にぜひ以下の方法で振り返りを行なってみてください。
これは、実際に僕たちが振り返りの際にヒントとして使用しているものです。
現場は「直感」で、振り返りは「論理的」に
振り返りの目的は「直感的にLFTをできる能力をあげる事」です。
学習の現場は、参加者の特徴、開催までの流れ、体調など、ありとあるゆる不確定な状況を含みます。そのため、「意識的な判断」では間に合わない場合があります。
そこで、LFTを行う瞬間は「直感的に」判断をする必要があります。
そして、「直感」を鍛えるためには「論理的なフィードバック」が重要です。世界トップレベルのサッカー選手は、劇的なゴールを決めた様子を、後からビデオでみながら「このように思考をして、このように判断をしたから、シュートを打ったんだ」と自分で解説します。
もちろん、実際シュートを打った瞬間は、そのように「意識的な思考」をする時間はありません。無意識を使って高速処理をした結果「直感」という形で表面化され、プレーに現れます。
その無意識により実行されたプレーを後から「意識的に(論理的に)なぞる」ことで、直感の質をあげ、次の直感をより強化していきます。
まとめると
- 直感でLFTスル
- 振り返りは、論理的に行う
ことが重要です。
ぜひ、以下の質問をヒントにしながら振り返りをしてみてください。
振り返りのヒント
- 主催者の進行の意図と、参加者が受け取った実際の結果を比較してみよう
- 直感的に行なったことを、理論的に説明をしてみよう
- 学習理論的な視点(FILM、メンタルモデル、フィードバック、LQ、9つの良い学習状態)から、「どんな時に学習が起きていたか」「どうすれば、もっと学習が引き起こせるか」を考えてみよう
- LFTマインドセットの資料をみて、どのくらい発揮できていたか振り返ってみよう
- 上記以外にも、色々な視点から振り返りアイデアを出して、実行してみよう