23 スローリーディング1回目
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- 文字通り、「ゆっくり読む」ことです。
- 私達は、読書をする時、想像以上に「なんとなく」読んでいます。
わからない時は平気で読み飛ばしたり、理解したフリをします。 - そこで、ゆっくり、じっくり読むことで深く理解できるだけでなく、一つの文から多くの知見を得ることができるようになります。
- 具体的には、1つの文章を選び、ゆっくり読みます。1文を10秒かけて読みます。その過程で
- 1. 「なぜ?」「どう言う意味?」などの問いを使って自分の理解を確かめてみたり、
2. 「本当に?」など疑問を問いかけて、疑ってみたり
3. 自分なりの理解を図解したり、メモしたりしながら、自分の理解度をチェックしたり - します。
- 例えば 「サーバントであれ」という本の中に以下のような文章があります。
- > 話を聞いても、経験を凝縮したり切り取ったりして自分のものにすることはできません。私たちはみな、この世で一瞬一瞬を自分の人生として生き、そこから自分自身の意味を見出すものなのです。ただ、経験を真摯で意義深いものにするために、意識を広げることはできます。そのため私は、影響を与えてくれるものを積極的に受け容れ、意識を広げてくれるチャンスを探すよう強く勧めているのです。
- この文章を、ゆっくり読んでみると、たくさんの疑問が出てくると思います。また、本当に?と疑ってみてください。自分の過去の経験や他の本で読んだ話と比較することができるでしょう。さらに、筆者の主張を自分なりにまとめてみましょう。どこまで理解をしていて、どこまで理解をしていないかが明確になるはずです。
- このように、「たった1文」ですが、ゆっくりじっくり読んでみると、多くの知見を得ることができます。文字に表面化されていない筆者の思考や感覚を感じることができるかもしれません。
- これが、スローリーディングです。