過去のQHMをバックアップする方法
ここでは「QHMをバックアップして、ローカルPC上で閲覧できる状態」にする方法、及びレンタルサーバー上から削除する方法を説明します
作業準備
作業には、以下の情報とアプリが必要です。
- レンタルサーバーの情報 : お使いのレンタルサーバーへFTP接続する方法や、削除するQHMが設置されているディレクトリの場所などの情報が必要です。不明な場合は、レンタルサーバーにお聞きください
- FTPソフト : バックアップとは、ご自身のパソコン(ローカルPCと言います)に、FTPソフトを使ってダウンロードします。この作業をするには、FTPソフトが必要です
なお、FTPソフトについては、各種のブログなどをご覧ください。以下では、FTPソフトが使える前提で、説明を行います。
FTPソフトで接続する
レンタルサーバーに、FTPソフトで接続してください。接続すると、以下のようにQHMのプログラムが入ったフォルダやファイルが見えます。もし、WordPressを利用しているなら、WordPressのファイルやフォルダが見えるはずです。
QHMのフォルダ、ファイルについて
QHMのフォルダやファイルは、以下の通りです。これらのファイルをダウンロードすることでバックアップができます。またレンタルサーバー上で削除すれば、QHMを削除することができます。 ただし、 index.php と .htaccess は WordPressのものに置き換わっている場合は、絶対に削除しないようにお願いします。
- attach
- backup
- cache
- cacheqblog
- cacheqhm
- counter
- diff
- image
- js
- lib
- plugin
- skin
- swfu
- trackback
- wiki
- (.gitignore)
- .htaccess *
- (Gruntfile.js)
- LICENSE
- README.md
- app.json
- default.ini.php
- en.lng.php
- index.php *
- ja.lng.php
- keitai.ini.php
- lng.ja.txt
- (package.json)
- pukiwiki.ini.php
- qhm.ini.php
- qhm_access.ini.txt
- qhm_users.ini.txt
- rules.ini.php
重要なファイルについて
index.php と .htaccess について
index.php は、WordPressでも利用しています。もし、QHM移行代行などを利用している場合、あるいはご自身でQHMを設置しているなら、 index.php と .htaccess は WordPressのものに置き換わっているはずです。
削除してしまうと、WordPressが動作しなくなるので、絶対に削除しないようにしてください。
index_qhm.php について
index_qhm.php は、QHM移行に必要なファイルでした。移行して長く時間が経って、Googleなどに、十分にクローされて index_qhm.php が不要なら削除しても構いません。残っていても、害はありませんので、そのままで構わないと思います。
ローカルPCでQHMを閲覧する
WordPressを運用しているにも関わらず、過去のQHMのコンテンツを見たい場合があります。この場合、レンタルサーバー上で動かすには、
- サブドメインなどを作成して、別の場所にQHMを移動させる
- PHP5.6 以下のPHPバージョンを設定する
ことで閲覧可能になります。
ただし、WordPressの内容と同じ記事がGoogleにクロールされてしまうと、スパムサイトとして認識される恐れがあります。robot.txt などを使って「クロールしない」ように設定した上で、閲覧してください。
もっと簡単で良い方法は、ローカルPCでQHMを動かすことです。
- XAMPP (ザンプ) をインストールし
- XAMPP のWebディレクトリ(htdocs)に、QHMを設置する
ことで、簡単にQHMを閲覧することができます。
なお、XAMPPは、PHP5.6のバージョンをダウンロードしてください。
https://www.apachefriends.org/download.html
XAMPPの使い方については、インターネット上にたくさんの記事がありますので、そちらをご覧ください。