その知識は、あなたにとってすでに必要かもしれない
優秀な人はなぜ学び続けるのか?
私には、まだ就職する前に出逢った優秀な先輩がいます。
仕事ができる先輩は、
- カスタマーサポートで顧客からよく感謝され
- Webサイトを作り
- 写真・動画を撮影して編集し、
- ビジネスモデルを人に教える
と、様々な知識・スキルを駆使して仕事をしています。
現在は、会社から独立して仕事をしている、とても高い能力があって優秀な人です。
そんな先輩と久しぶりに会って
先日、その先輩とお会いして、一緒にご飯を食べている時に、最近学んでいることについての話になりました。
- 先輩「最近、[某オンライン学習サービス]使っててさ、いろんな動画買ってみて、今学んでる」
- 私「何を学んでいるんですか?」
- 先輩「プログラミングについて、もう少し理解しておこうと思ってね。今はPythonを学んでるよ。あとはAI。機械学習とか…」
- 私「(すごい…またいろんな分野を学んでる)」
- 先輩「今何学んでるの?」
- 私「えーっと…仕事で文章書き始めたくらいで、そんなに…」
最近の私は、学ぶことを心のどこかで億劫に思っていました。本を買うだけで大して読まず、実践もせず、仕事もタスクをこなすことだけを考えていたのです。
質問に答えあぐねた私は、苦しまぎれに仕事内容の話をしてしまいました。
「どうして先輩は、学び続けられるのだろう?」
問いが浮かんだ私は、先輩と会った帰り道、学ぶことに対して、自分がどう考えてきたかを振り返りました。
優秀な人も、普通な人も、「必要性を感じて学ぶ」
私の場合、何かを学ぶ時は大抵、「必要だ、学ばなくては」と思う時です。
「必要な時」とは、例えば、
- 「マーケティングの部署に移動したから、マーケティングを学ばなくては…」
- 「仕事で外国人とやりとりすることになったから、英語力を磨かなくては…」
という状況になった時です。
とはいえ、これは私の現在の見解ですが、「必要性を感じて学ぶ」に関しては、私のような普通の人も、先輩のような優秀な人も同じだと思います。
趣味か、学ぶことに生きがいを感じているのではない限り、誰だって何らかの理由で必要性を感じた時に学ぶはずです。
では、優秀な人と、普通の人との違いは何でしょうか?
「すでに『その知識は必要だ』と思っているから」
この言葉は、toiee Lab社員が、「なぜ学び続けるんですか?」と所長亀田に訊いた時の亀田の答えです。
当時は、「なるほどな〜」くらいにしか思っていませんでした。しかし、よくよく考えてみると、優秀な人と普通な人の違いを表していると思いました。
これまで私が出逢ってきた優秀な人たちのことを考えてみると、みな、
「必要だと思うタイミング」が、普通の人よりかなり早い
のです。
優秀な人は、どうして必要だと思うタイミングが早いのでしょうか?
おそらく、ゴールが高いこと が大きな要因だと私は思います。
高いゴールは、現状でも十分達成可能な簡単なものではないので、達成するために様々な知識や能力が必要になります。それゆえに、学び続けることの必要性を確信しているのだと思います。
「社会のテストで100点を取る」というゴールを持っている学生と、「少子高齢社会の問題を解決する」というゴールを持っている学生、どちらのゴールが高いでしょうか。
もちろん後者ですよね。前者の学生は、授業で出た範囲のことしか学ばないかもしれませんが、後者の学生は、テスト範囲のこと以外にも、たくさんのことを学ぶでしょう。
ゴールが高いと、学ぶことがたくさんある
私は試しに、ゴールを高めに設定してみることにしました。
趣味で写真を「自分が楽しむため」に撮影しているところを、写真の技術を人の役に立てたいと思ったので、「写真を通して人に貢献する」にゴールをあげてみました。
すると、途端にあれもこれも学ぶ必要が出てきました。すぐに思いついただけでも、
- ライティング(照明技術)
- レタッチ(編集)技術の向上
- Lightroom、Photoshop、Affinity Photoなどの編集ツール
- 仕事術、生産性の向上、納品までのフローから考えた仕事の仕方
- マーケティング、Webマーケティング(SNSマーケティング含む)、ブランディング
などがあります。もしかすると見えていないだけで、他にもあるかもしれません。
これまでの私は、「自分が楽しむため」に、自己満足で写真を撮影していました。周りからちょっと「うまいね」と言われたくらいで満足して、写真について新しいことを学びもしませんでした。
それが、本当に写真を仕事にしたい!と思った時には、あまりにも学ばなければならないことが多かったのです。私にはなんの準備もできていませんでした。
一方、知人のフォトグラファーは…
フォトグラファーをしている知人は、自己満足の私とは対照的でした。
仮に名前をRくんとします。Rくんは、私と同時期にカメラを手に取りましたが、現在、写真家・映像作家として活躍し、某超大手広告代理会社と仕事をしたり、撮影で日本・海外を飛び回っています。
Rくんは、学生だった頃から、
- ライティングや編集を独学
- 毎日のように写真を撮って作品制作
- SNSや写真展で作品を発信
していました。
その経験と熱意もあって、大手広告写真の会社に入りました。そして、現在は独立してフリーランスとして仕事をしています。
同じく学生の頃に、自己満足で写真を撮影していた私とは大きな違いです。彼と私を分けたのは何かといえば、ゴールの違いだと思います。
彼はおそらく、現在の姿を学生の頃からイメージしていたのでしょう。
成果をあげるために、チャンスをつかむために
一連の思索から私が学んだのは、
- 学び続けている人は、ゴール設定が違う
- 常に準備をしている人が、チャンスを得る
ということです。
この文章を書くまで、私は「学ぶことは重要。でも、どうしても緊急じゃないよね」と心のどこかで思っていました。
しかし、成果をあげるために、チャンスをつかむために、いつだって学び続けて準備を怠らないことが必要だと、今ならわかります。
私は、改めてゴール設定をしてみることにしました。そうして見えてきた課題を解決するために、コツコツと学び続けようと思います。
あなたも、ゴールを今一度、現状より高いものに、試しに設定してみてください。あなたの目の前を横切った知識は、実はあなたにとってすでに必要かもしれません。
追伸
学ぶことを考えた時には、様々な選択肢、たとえば、
- 読書
- セミナー、ワークショップへの参加
- オンライン学習サービス
などがあります。
特に最近は、オンライン学習サービスには様々なものがありますよね。
これまでオフライン・オンライン双方において学習を研究してきた私たちtoiee Labも、新しいオンライン学習サービスをリリースしました。それがといリブ(toieeLab library)です。
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- ビジネススキル
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