自分にぴったりの読書方法を発見しよう
FILMシートで読書法を編み出しました
こんにちは。
toiee Labコウタです。
正直…たった2時間で、たった2回FILMシートを書くだけで、これほど読書の仕方が改善できると思っていませんでした。
これまで本を読んでも、いつも読むのが遅い上に、内容も全く頭に入ってこないという結果になってしまい、読書が楽しくありませんでした。
それが、FILMシートミートアップに参加してからというもの、これからどんどん新しいことを吸収していけそうな予感に、ワクワクしています。
僕と同じように、「読書の仕方」や「学び方」を模索している人がいたら、是非FILMシートを体験して見てください。
あまりにも効果が出て驚いたので、今回は、FILMシートミートアップのレポートをお伝えします。
読書術なんて、胡散臭いと思っていました
僕は、情報収集の一環として、日常的に本を読んでいます。
しかし、本を読んでいても、いつも、
- 本の一番前から、一行一行読み進める
- その割に、内容が頭には残らない
という結果に終わっていました。
あまりに頭に入ってこないので、過去に友達に話してみたところ、「何も考えてないんじゃないの?」とバッサリ言われてしまって、落ち込んだことを憶えています。
この状況をなんとかしようと、これまで読書術を試したことがありました(確か目を閉じて、リラックスして、集中して、パラパラとページをめくる…というものだったと思います)。
しかしうまくいかず、「自分はとてつもなく記憶力が低ければ頭も良くないから、読んだところで無駄なのかもしれない…」とすら、思っていました。
それからというもの、「速く読める」と謳う本を見たりすると、心の何処かで「胡散臭い」と思ってしまう自分がいました。
僕がFILMシートのミートアップに参加したのは、そんなときでした。
挫折した本に再チャレンジ
FILMシートミートアップでは、その場で実際にFILMシートを書いて学ぶことにチャレンジします。
僕は、参加すると決めたときから、これまでに手にとって挫折した「自己組織化とは何か」という本を読むことに決めていました。
この本は、自己組織化について、一般の読者にもわかりやすく解説してくれている本なのですが、過去に読んだとき、頭が働かなくなって、思考停止してしまいました。
案の定、一回目FILMシートを書いて読書に取り組んで見ても、読み進めることができず、肩を落としました。
「やっぱりダメか…」そう思いそうになったときに、振り返りの時間がきました。
振り返りを境に、次の読書で驚くような結果を得るとは、このときには予期していませんでした。
FILMシートで読み方を改善
FILMシートで、「実際の結果」「よかった点・改善点・予期せぬこと、気づき発見」を振り返り、
- 「自分がどんな風に読書をしているか」
- 「一回目の読書ではなぜうまくいかなかったのか」
を分析しました。
他の参加者の方と発表しあい、資料を見ながら「次はどのように取り組むか」を考えた結果、期待する結果に、「自分の得意な読書の仕方を見つける」と書いて、違うアプローチをとることにしました。
具体的には、
- 一行一行目で追うのではなく、最初は「面で読む」
- 気になった言葉・文を「キャッチ」するように読む
としました。
15分後、驚いたことに「自己組織化とは何か」を読むことにワクワクしている自分がいました。
- 自然と問いが生まれ
- 好奇心が刺激されて、もっと読みたい!
となりました。
それだけでなく、予期せぬことでしたが、自然と「問いを立てながら読む」「仮説を立てながら読む」ことができる読み方になっており、最初よりも理解が進みました。
何よりも、最初より、断然楽しく読むことができることに驚きました。
そして、探求を通して、生まれたのがこのメソッドです。
自分なりに、メソッドを作るすでに世の中にあるかどうかは問題ではなく、自分なりに探求の仕方を改善した結果、この方法に辿り着いたことが重要です。
この出来事を一歩引いてみたときに、さらに発見がありました。
アプローチが自分に合っていないだけ
それは、何かを学べていないとしたら、挫折してしまうのでは、センスや才能が問題なのではなく、「現在採用しているアプローチが自分にあっていないだけ」の可能性があるということです。
巷には、各分野に、様々なメソッドがあります。メソッドについて書かれた本を読むと、それだけでできるようになるかのように謳っているものもありますが、そう簡単ではありません。
たまたま「メソッド開発者の学び方」に合った人が、すんなりものにすることができます。自分に合わない場合は、ひたすら転び続ける目にあいかねません。
その結果、今回の僕のように、学べたはずのもの(読書)も学べていない可能性があります。
自分メソッドを生み出すように学ぼう
このことに気づいて、自分で、自分なりのメソッドを生み出すように学ぶのが良いと僕は思いました。
自分なりのメソッドを生み出すように学ぶには、自分の学習を振り返って、探求の仕方を改善するという「メタな視点」が必要です。
FILMシートは、あなたがメタな視点を持って学習に取り組むことを手助けしてくれます。
最初は、どのように書けばいいかわからない人もいると思います。そこで、期待する結果に「自分の得意な方法を発見する」という風に書いて、「学び方の仮説」を立ててやってみるのがおすすめです。
たとえば…FILMシートミートアップ参加すると、書き方を学ぶことができるだけでなく、「メタな視点」を持った学習状態を体験することができます。
ミートアップでは、3〜5時間のワークショップのうち、2時間で消化できる限り取り組みます。2時間で書くFILMシートは、2枚ほどではありますが、今回僕は2枚でこれだけの発見をすることができました。
全国の「といてら」で、FILMシートミートアップを受講しよう
toiee Labが要請したラーニング・ファシリテーターが開催するFILMシートミートアップに是非、ご参加ください。私たちと一緒にFILMシートで「学び方」を改善しましょう。
全国の「といてら」イベント案内
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「といリブ会員」の方は、ミートアップにお得に参加することができます。
また、先ほどもお伝えしたように、ミートアップでは、3〜5時間のワークショップのうち、2時間で消化できる限り取り組みます。前編を受講したい場合は、「といリブ」にご参加ください。
なお、FILMシートを効果的に使った、独学する力を伸ばす、「オンライン・ワークショップ」を予定しています。
お楽しみに。