ビジネス講師必見、イベント告知サイト比較(2018年版)
告知サイト比較一覧2018.9.3
こんにちは!
キャリアコンサルタント・ラーニングファシリテーターの内藤です。
無料で始めることができる告知サイトの特徴を調査し、メリット・デメリット、オススメの使い方をまとめました。初期費用、月額固定費がかからないため、リスクなしで、イベント開催に取り組めます。
ビジネス講師、ファシリテーター、コミュニティリーダーの方は、是非、参考にどうぞ!
比較表
以下に、比較表を作りました。
Peatix
特徴
日本で最もアクセスが多いと思われます。あるツールで調べたところ、300万人のアクティブなアクセスがあるというデータもありました。より多くの人の目に触れる可能性が高いのが「Peatix」です。
イベント作成ページの使い方は、モダンではありませんが、普通に使えます。
イベントの規模は、中規模から大規模までが多いように思います。
メリット
たくさんのユーザーを抱えていることを武器に、「集客支援の仕組み」が、様々用意されています。
また、参加者が使える決済サービスが充実しています。銀行振込、コンビニ支払い、クレジットカードが使えます。また、銀行振込は「Peatix側がチェック」してくれるので、自分で振込確認する必要がありません。
利用側は、PayPalアカウントを作る必要がありません。他のサービスでは、イベントの売り上げ支払い先がPayPalを使うことがあります。この場合、PayPalアカウントを作成して、登録してからイベントシステムを使います。PayPalアカウントの取得、承認などが以外に面倒です。
PayPalアカウントを使わないおかげで、「今すぐに」イベントサイトを作って募集を開始することができます。
また、イベント主催者のページには、説明文だけでなく「PV動画」を乗せることもできます。
デリット
デメリット:Peatix側からカテゴリータグがつかないとサイト内検索に反映されず、小規模イベントにはPeatixからの集客は期待薄。
決済システムは、自分の銀行口座を登録するだけなので、簡単決済の手段として使うと良いです
オススメの使い方
事前決済したいけど、Paypal口座を作るのも手間。「とにかく今すぐ始めたい!」方にお薦めです
こくち〜ずプロ
特徴
コミュニティや勉強会を開催する人のためのサービスとしてスタートし、10年以上の歴史があり、老舗イベント集客支援サービス「こくち〜ず」の進化版です。
仲間内の勉強会〜大規模イベント開催もOKで、利用者が検索しやすいように、「イベントジャンル、開催日、開催場所、新着、もうすぐ締切、人気セミナー、人気グループ」など、行きたい条件を探しやすい工夫が随所にされています。
イベント主催者側にも、使いやすい機能がしっかりと用意されています。
メリット
イベント管理を簡単にする工夫が随所にあります。例えば、イベントを追加し「開催日を複数追加」することができます。この機能を使えば、「同じ講座を何度も開催する時に、数クリックでイベントページを作成」することができます。
さらに、参加者への自動返信、キャンセルした人への返信などが設定でき、きめ細かい設定ができて、イベント管理の手間を大幅に減らすことができます。
「イベント・グループ・イベントまとめ」それぞれに、タグの設定が10ケまで可能です。設定したタグは、サイト内カテゴリーや、Yahoo!やGoogleなど検索エンジンにも自動反映されますので、サイトの内外から集客が期待できます
IT系の講座(Word Pressなど)は、connpassも集めやすいですが、こくち〜ずプロも悪くないです。サイト内では、Word Press講座を開く競合はかなり少ないので、タグ設定(Word Press、ワードプレス、勉強会、ワークショップなど)を入れておけば、サイト内で検索する人には見つけてもらいやすいです
「こくち〜ずプロ」で登録したイベントは、「こくち〜ず」にも自動反映されるので、より多くの人の目に触れることが可能
デメリット
事前決済を導入する場合、Paypalのビジネスアカウントの開設が必要です。PayPalビジネスアカウントを作るには、書類の送信、審査などが必要です。
決済手数料は、比較的高く、トータル7%ほど必要です(これは、PayPalを使うことが関係しているかもしれません)
グループのトップ画像の設定や参加申込者へ一斉送信メールは有料会員に(年間12,000円)ならないとできないので、本格的に使うには有料会員になる必要があります。
なお、オンラインイベントの開催の集客には使えません(ガイドライン違反になります)
オススメの使い方
オフライン講座なら、手間と集客実績から考えて、とりあえず作成しましょう。有料会員は1年単位なので、最初は無料から始めて、参加申込が1名以上になった時点で、有料版に申込むことをお勧めします。
また、タグ設定は、サイトのカテゴリーだけでなく、検索エンジンも視野に入れることをお勧めします。特に、地域タグ(神戸、芦屋、渋谷、池袋など)は、サイトの内外共に重要です。
Connpass
特徴
エンジニアをつなぐIT勉強会支援サービスに特化したプラットフォームで、全てのサービスが無料で使えます。これから始めようという初心者からベテランエンジニアまで、IT系の技術や知識を勉強したい人が集まっています。
メリット
Word PressなどIT系の講座は集まりやすいです。
Paypalビジネスアカウントは必要ですが、connpassでは事前決済の手数料をとっていないため、決済手数料が最安です。
FacebookやTwitterアカウントでログインすると、自分と繋がっている人が登録者にいると自動で繋がるシステムになっており、メール、Twitter、Facebookと、自動で告知される仕組みが複数あるので、グループメンバーになっていなくても、SNSで繋がっている人で関心があるイベントがあれば集客が期待できます。
デメリット
イベントの登録は、Markdown形式です。Markdownの記述に慣れていない人にとっては、イベントアップのハードルが高いです。画像のアップも画像URLを記述したりと、IT系が得意でない人には初回は時間がかかります
ガイドラインには「IT系勉強会以外だめ」と書かれていませんが、やはりIT系か、それに関連するイベントでないと、connpassからチェックが入ると思います。
全てが無料で使えますが、コンセプトは、「エンジニアをつなぐIT勉強会支援」です。参加者もエンジニアの方が多いと思われます。
オススメの使い方
IT系や関連する講座に集めたい時にお勧めします。
大規模コミュニティも多く、「ワードプレス、Word Press」など、講座を探しやすいキーワードをどちらもタイトルなどに入れておいて、サイト内の検索に引っかかるようにすることをお勧めします。こちらも、サイト内だけでなく、意外に検索エンジンで探して、サイト登録して参加される方もいます。
余談ですが・・・
なお、私は非エンジニアですが、WordPress講座を開催しました。私はプログラムは一行も書けませんが、エンジニアの方に満足してもらえるWordPress講座を開くことができました。
これは、ラーニング・ファシリテーションというアプローチだからこそ、可能です。エンジニア向けだからと言って心配せず、使ってみてください。